導入理由
- PCが古くてHDMI端子が4K出力に対応していない
- ノートPCで映像出力端子が1つしかないけど、もう1つ4Kモニターを追加したい
今回は主に前者の理由でUSB接続の4K ディスプレイアダプター WAVLINKのWL-UG7601H を導入しましたのでレビューしたいと思います。
今回、使うPCは2013年に販売された Panasonic CF-LX3 で主なスペックは以下となっています
- CPU : Intel(R) Core(TM) i7-4600U CPU @ 2.10GHz 2.69 GHz
- RAM : 16.0 GB SSD : 512GB
- HDMI 最大出力サイズ : WQHD(2560 x 1440)
このPCにドライバーをここからダウンロードしインストールしてから使用しました。(モデル名は”WL-UG7601H”を選択)
WAVLINK WL-UG7601H のスペック(販売ページより)
- 出力端子 : HDMI Rev1.4 and HDCP Rev 1.4 (DVI変換アダプターが付属)
- 出力解像度 : 640×480@60Hzから3840×2160@30Hzまで
- PC接続端子 : USB Type-A 3.0 (5G bps) Type-A / Type-C 変換アダプターが付属
- 対応OS : Microsoft Windows 7/8/10, Mac OSX10, 最新のChrome OS
- チップセット : SiliconMotion社製 SM768 / Explore Microelectronics社製 EP952
パッケージ外観
パッケージ内容
パッケージ内容は USB 3.0 4K HDMI アダプター本体、HDMI-DVIコンバーター、USB3.0 AF-CMコンバーター、ドライバーCD、WAVLINKカード、マニュアル
使用してみて
実際に使用してみるとUSB端子を抜き差ししたかのように出力が一時的に切断される現象が、数時間に1回程度ですが発生します。それにより十秒程度ですが作業が中断され、画面上に配置したウィンドウの位置がすべて変わってしまいます。調べてみるとUSB端子側の接触が悪いとの情報があった為、間に延長ケーブルを接続するようにすると現象は、ほぼ出なくなるようになりました。さらに接続するUSBポートの場所を変えるなどで更に改善した為、恐らくPCのUSBポートの処理能力として4K出力は厳しく、ぎりぎりのところで動作しているのではないかと思われます。
その後の使用感
上記のようなトラブルはあったものの、その後の使用では、稀にカクカクした動作になるものの普段はアダプター接続であることを意識することもなく利用できています。
またハードウェアの特性上、どうしようもないのかもれませんが、このアダプターからの出力はOS起動時の表示には使えず、OS起動後に使用できるようになります。なのでOS起動時はPCに元々ある映像出力をディスプレーに表示させ、もし起動後に、その出力が不要であればディスプレイの設定で切断状態とし表示させない、ということをする必要があります。今回はこのアダプターからの4K出力だけ使用したかったのでPCのHDMI出力とアダプターのHDMI出力の両方をモニターの異なる系統の入力に接続し、OS起動後に入力切替で対応するようにしました。
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